仕事のなかみ

平ボデートラック（15t）、大型ダンプ（10t）を運転し、仮置き場への資材・除染ごみの運搬、及び車輛の整備を行います。

特別除染地域や楢葉町・富岡町での除染業務（家屋・森林等の除染、土・芝の入れ替え、掘削、除染物を袋に詰め運ぶ作業等）を行います。

※防護服着用、放射能測定機を使用しての業務となります。

先輩社員インタビュー

鈴木安剛（運送部・主任）

■入社したきっかけ

ハローワークにて大型運転手の仕事を探していたところ、当社の事を知り、給与条件もよかったですし、何より大型免許取得したてだったので、業務未経験者OKというところにひかれて応募したことがきっかけです。

■仕事のやりがいは？

会社にはいろいろな車種があり、色々な荷物を運びます。最初はわからないことだらけだったのですが、先輩方に教えてもらい、今では４ｔユニックからトレーラーまで運転できるようになりました。自分のスキルが高まっていくことに凄くやりがいを感じております。

■仕事の難しさ・大変さは？

荷物によって色々な固縛の方法があったり、車の整備に関しての知識だったりと覚えることがたくさんあります。自分は自分なりのペースで経験しながら覚えていっています。

■休日は何をしていますか？

休日のほとんどは釣りをしています。船でその週に食べる版ご飯のおかずをつってきてます。それと、年２～３回くらいですが、会社の人たちとゴルフに行きます。

■今後の目標は？

会社には自分が経験していない仕事がたくさんあると思いますので、色々経験を積んでいき、最終的には会社の仕事が全部できるようになりたいと思います。

■求職者の方へのメッセージ

就職活動大変だと思いますが、焦らずじっくりと選んだほうが良いと思います。それで伊達重機を選んだときは、共に頑張っていきましょう！

水野貴（運送部・部長）

■入社したきっかけ

自分が当時勤めていた会社の閉鎖をきっかけに、大型免許を取得しました。しかし、運転手として働き始めた矢先の原発事故により再び失業してしまいます。その後、復興関連の仕事を探した2011年5月に当社の求人と運命の出逢いを果たし、入社することになります。

■仕事のやりがいは？

廃炉作業、除染作業の進捗状況を自分の目で見ることにより、復興状態が実感できる点です。

■仕事の難しさ・大変さは？

資材を搬入する現場には多くの重機または作業員がいて、それぞれ独自の「現場ルール」が存在しており、事前にすべて確認する必要があり、そのあたりが大変ですね。

■休日は何をしていますか？

クラブチームの野球と、息子の野球の試合の追っかけをしています。

■今後の目標は？

日ごろお世話になっているゼネコン各社、そして浜通りすべての地域の方々から、より一層信頼されるようになりたいです。

■求職者の方へのメッセージ

廃炉作業、除染関連は勿論、多岐にわたる浜通りの復興はまだまだ道半ばです。是非一緒に働いてみましょう。

給与	月給 261,320円〜381,350円 基本給：180,000円 職務手当：5,000円 特殊勤務手当：76,230〜196,350 ※3,300~8,500円×23.1日で計算 賞与：あり（年3回） ※いずれも業績や評価等により決定
勤務地 1	〒979-1151 福島県双葉郡富岡町本岡字王塚670　 大きい地図で見る
職種	ダンプ・平ボディー運転手
雇用形態	正社員
勤務時間	08:00〜17:00
電話番号	0240-25-8753
勤務時間	8：00～17：00（休憩90分）
休日・休暇	週休2日　 日曜、祝日、他　 会社カレンダ－による月に１回土曜日休み 年末年始・お盆 年間休日数：87日
手当	通勤手当あり（実費支給※上限あり月額:31,600円） 精勤手当：5,000円 携帯手当：3,000円
福利厚生・待遇	社員寮あり（全額会社負担です。150部屋中30部屋程あいております） 資格取得補助あり 社会保険完備
応募資格	大型1種運転免許　 ※資格の無い方も相談に応じます。
試用期間	3ヶ月(条件の変更無し）

会社について

はじめに

当社は創業以来、クレーン車、公共工事、発電所工事、JR工事、高速道路工事、民間工事を双葉郡一円に展開してまいりました。

去る3.11の東日本大震災による原発事故より、いち早く発電所復旧工事に携わっております。今後も故郷双葉郡の復興のために、収束工事、除染工事をはじめとした各種復興関連工事に社命をかけ、力を尽くしてまいります。

事業所紹介

→当社ホームページでも事業内容をご覧いただけます！

震災前後の経緯

当社専務が語る被災当時の様子

2011年3月11日の東日本大震災の時、私は福島第一原子力発電所内で働いていました。おそらくあの頃、福島第一原発付近の住民の方々は、まさか原発によって町が立ち入り禁止に追い込まれるとは考えもつかなかったと思います。私は、日々報道される原発事故のニュースにいても立ってもいられず、避難先から福島に帰ってきて、原発の復旧作業の仕事を受けることを決めました。

震災前、当社の仕事の８割以上が東京電力関係で、定期検査や施設内の足場資材の運搬、耐震化工事等を行ってまいりました。原発事故後、双葉郡楢葉町・広野町にまたがる日本初のサッカー・ナショナルトレーニングセンター「Ｊヴィレッジ」には復旧資材が次々と運び込まれ、資材をさばく業者が必要とされていました。そこで、当社は資材を降ろす大型クレーン車を動かす仕事を開始いたしました。「資材一つ一つが多くの人たちのふるさとの復興につながるはず」と信じながら、重機を操作していました。

防護服と全面マスクでの重機操作は非常に暑くて動きにくく、また、見えない放射線について正直怖いなと思うこともありました。ただ、誰かが今この仕事をやらなければいけないのだという思いで復興業務に携わっておりました。

なみえ焼きそばPRで復興貢献

震災当時、当社の本社がある双葉郡浪江町のB級グルメ「なみえ焼そば」のＰＲ団体である「浪江焼麺太国」に所属しており、このブログを更新するのが唯一心安らぐ瞬間でした。本業の傍らで携わりながら、一緒に活動している青年会議所の仲間たちとの絆が深まり、「おまえが原発で頑張っている間、おれたちがなみえ焼そばを守る」というメールをもらったこともありました。この時、どこに移っても、誰もがみんな郷土を思い活動しているんだなということを知りました。

人、仲間、家族、仕事、山、海。全てが揃うことで初めて町を取り戻したことになるのだと思います。自分達が今できることをする。その積み重ねが、いつか必ず復興への大きな力になると信じながら、本業もなみえ焼そばも全力で取り組んでおります。

掲載開始: 2018年07月13日〜